クラウドとパラシュート

どこかで聞いた名前だ。。。

Mozyが料金プランを値上げした件でデータバックアップについて考えてみた
http://jp.techcrunch.com/archives/20110203why-does-mozy-hate-your-freedom/

忘れていた。
そういえばそんなサービスがあった。
僕のこの認識は、このサービスの主たる目的を考えると好ましい方なのかもしれない。
裏方でさりげなく活動する類のものだから。
ただ、僕はこのサービスを使っていない。。。
以前は自宅のデータを安全かつ安価に保管できる場所として候補に挙がっていたけれど。
確か容量と転送速度の点で折り合いがつかなかったと思う(うろ覚え)。
だからというわけではないが、割とドライに書く。

Mozyは、最初から(あるいは然るべきタイミングで)何らかの'蓋'を設けるべきだった。
無制限ともなると、バックアップ計画を作成するにあたって、誰も何も考えなくなってしまう。
そもそもほとんどの人はバックアップ計画なんて綿密に考えるはずもないのに、受け入れ先が青天井だったらもう何をかいわんやである。
なんでもいい、なんらかの上限さえ設ければ、誰だって多少は入れるものに思いをはせるはずだ。

利用者は、今回のような料金プランの変更を覚悟しておくべきだ。
未来永劫変わらないものなんてない。
いや。。。あるかもしれないけど、少なくともこの手のサービスではそんな夢はみないほうがいい。
某サービスで似たような文言を見たような気がするが、例えば大きなクジラに飲まれたりしたら、その飲んだクジラの口からは全く違う言葉が出てくるに違いない。
そもそも廃業にでもなったら未来永劫も何もあったものではない。

この手のサービスを使うには、いざピンチになったら扉を開けて大空へ飛び出すために、パラシュートと冷静な判断力が必要なんじゃなかろうか。
一緒に落っこちたくないもんね。