メール:今さらながら ThunderBird を ver3 にした。そして ver2 に戻した。

メインで使っているubuntu9.04の、デフォルトのメーラーThunderBird
お気に入りのアドオンがVer3に対応していなかったのでしばらくVer2で通していたけど、気分転換にVer3に上げてみる。
そして後で後悔することになる。

インストールする
パッケージの取得は、http://mozilla.jp/thunderbird/ ここから。
インストールしたいシステムのブラウザでログインすれば、大抵の場合そのOSに対応するバイナリをダウンロードできるようになっている。
ubuntu9.04のfirefox(Namoroka)でもそうだった。

ダウンロードした圧縮ファイルを展開。

インストールは、展開した thunderbird ディレクトリをそのまま /opt へ移動することで完了。

sudo mv thunderbird /opt

ver2の方のリンクは、何かあったときに旧バージョンで起動できるよう、リネームしておく。

ls -l /usr/bin/thunderbird
lrwxrwxrwx 1 root root 30 2009-11-25 19:13 /usr/bin/thunderbird -> ../lib/thunderbird/thunderbird

sudo mv /usr/bin/thunderbird /usr/bin/thunderbird.2

その後、今回のThunderBirdのリンクを張る。

sudo ln -s /opt/thunderbird/thunderbird /usr/bin/thunderbird

ls -l /usr/bin/thunderbird
lrwxrwxrwx 1 root root 28 2010-03-31 12:48 /usr/bin/thunderbird -> /opt/thunderbird/thunderbird

旧プロファイルを流用する

アカウントのディレクトリ下に、.mozilla-thunderbird というディレクトリがある。
ver2はここにプロファイルが置かれているが、ver3は .thunderbird がプロファイルのディレクトリになるので、まんまコピーする。

cd ~
mkdir .thunderbird
cd .mozilla-thunderbird
cp -r * ../.thunderbird

起動してみる

初回の起動は多少時間がかかる。
IMAPの同期が標準のようなので、GMailから大量のメールをゲットしようとする。
それ自体は微妙にイヤだけど、本文の内容で検索がかけられるのはオイシイ。
他にも、オフラインの時も閲覧できるってことだが、それは。。。
いまどきそれはメリットにならないのでは。。。

で。。。
最初に起動して驚いたことは、使えなくなるアドオンが多いこと多いこと。
QuickTextとか、自分的に必須なものが使えなくなるのが激しくイタい。

というわけで、利用開始3分で元のバージョンに戻すことにしました。

元のバージョンに戻す

リンクを書き換え

sudo mv thunderbird thunderbird.3
sudo mv thunderbird.2 thunderbird

プロファイルフォルダを消す
※いつかまた使う気になった時、あらためてVer2から移行するほうがいいから

cd ~
sudo rm -r .thunderbird/

/opt の方の実体はめんどくさいから残すことにした。
起動してみたらちゃんと元通りになった。。。

しばらく2でいいや。